2017年6月14日水曜日

防災安全課からFM防災ワンポイント④

日の「FM防災ワンポイント」は、「雨の強さについて」お伝えします。
ニュースなどで雨の降る量を知らせる場合、1時間に降る雨の量と降り始めからの雨の量を数字でお知らせしています。例えば、平成24年の九州北部豪雨では多い時で1時間に100ミリを超え、降り始めからの雨の量が多いところで700ミリを超えました。私たちの感覚では時間雨量が10ミリから20ミリあたりで強い雨が降るなと感じます。30ミリを超えるとバケツをひっくり返したような激しい雨となり、道路の冠水が始まります。50ミリを超えると土石流等の災害が発生するおそれが出てきます。1時間当たりの雨の量が少なくても、降り始めから雨量が200ミリを超えると災害が出始めるので時間雨量だけでなく降り始めからの雨量にも気をつけてください。